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日本睡眠学会の睡眠医療認定医療機関(A型)とは
睡眠専門医の診察を希望している方へ
- ぐっすり眠れない・・・
- 昼間の眠気が強くて、ウトウトしてしまう
眠れていない状態が続くと、仕事に影響が出ることが問題になります。放っておくと、業務でミスが出たり、自動車の居眠り運転事故につながる危険があります。
- 大きなイビキが気になっている
- 最近、疲れがとれなくて・・・
いびきの問題については、家族やパートナーが不眠になることもあるので、不仲の原因になります。婚約予定の場合、共同生活が始まる前に何とかしておきたい問題です。
- 授業で居眠りで注意されることが多い
- 最近、眠そうで成績が落ちている
子どもの場合では、ぐっすり眠れないことで、成長に影響するだけではなく、学校の成績低下、進学の問題が出てきます。
一刻も早く、睡眠専門医にすることが大切です。
どの病院に行けば良いか?
日本睡眠学会の睡眠医療認定医療機関(A型)があります。全ての「眠りの病気」を診療対象にしている病院、クリニックのことです。大きく、次の6つのカテゴリーがあります。
- 不眠症
- 睡眠呼吸障害
- 中枢性過眠症
- 睡眠関連運動障害
- 概日リズム睡眠障害
- 睡眠時随伴症
過眠症の適切に診断するために施行される反復睡眠潜時測定検査(MSLT)、および終夜睡眠ポリグラフ検査(PSG)の実績があることが条件です。
睡眠障害の悩みは何科に行けばよいか?
眠りの病気に詳しい専門医に相談できることが近道ですが、地域によっては、医師の数が充足されていません。
診療科としては、精神科、心療内科、神経内科などが窓口となることが多いです。詳しい検査が必要となる場合は、主治医に病院を紹介してもらうことができます。
病状が安定すれば、再び地元にある病院の外来に戻り、引き続き治療を受けることが可能です。
どんな診察をしているか?
あなたの悩んでいる症状の聞き取り、病院を受診するまでの経緯、持病があるか、飲んでいる薬などを確認します。
その後、必要に応じて、終夜睡眠ポリグラフ検査と呼ばれる精密検査を行うことがあります。
毎日何時間眠っているか、時間のリズム、昼間の眠気があるか評価するために、睡眠日誌にあなたの睡眠と覚醒のパターンを記録します。同時に、睡眠障害対処12の指針(出典:厚生労働省の研究班)の徹底を行います。
そして、睡眠障害の病名を確定し、治療を開始します。
いつ病院に行くべきか?
普段の睡眠で、日常生活に影響がある場合(眠気がある、集中力が低下している、気分が落ちている)は、専門医に相談しましょう。
体の不調(血圧が高くなる、疲労感がある)、大きないびき・無呼吸、大きな寝言があるときも、睡眠の問題が関係しているので、かかりつけ医から専門医に紹介してもらうことが大切です。