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睡眠障害を引き起こす原因が知りたい方へ
ストレスはありませんか?
- 寝つきが良くない
- 途中で目が覚める
- 浅い眠りで困っている
人間関係の悩み、職場でのプレッシャー、パートナーとの関係、身内に不幸があった、不安なことが続いているなど、様々な要因が睡眠の質に影響します。
度重なるストレスの結果、寝付けない、眠りが浅くので日中眠いなどの症状が出現します。原因が取り除かれると、症状が改善する傾向にあります。
スマホが原因になる睡眠障害
夜間にスマートフォンを操作している、ゲームをしている方が若い世代を中心に増えています。夕方以降の光刺激は、体内時計のリズムを崩します。メラトニンの分泌が妨げられるので、眠くなる時間がだんだん遅くなっていきます。
入眠困難、睡眠リズム障害などの問題が生じます。朝、起きられない症状、昼夜逆転の原因にもなります。睡眠不足の合併も少なくありません。
体の病気や症状
疼痛、痒み、頻尿、咳が出るなど、身体の症状が寝つくとき、眠っているときに生じると、不眠の原因になります。浅い眠り、寝つきの問題が生じます。
特に、年齢が高くなると病気にかかりやすくなります。発症した病気による症状が不眠を引き起こすことがあります。
具体的には、整形外科の病気(関節リウマチ、身体の外傷)、アトピー性皮膚炎、気管支喘息、前立腺肥大などの影響があります。
春先では、花粉症の症状によって睡眠障害が問題になっている方もいます。
うつ病などの「こころの病気」
精神の病気、うつ病、不安障害は、不眠の症状が出ることが多いです。「最近、よく眠れなくて・・・」という理由で病院を受診されています。
不安障害も、症状が主体となる不安や恐怖の気持ちが、通常の状態より過剰に出てしまうために、日常生活に支障が出ます。入眠困難、熟睡感がないという原因になります。
更年期の影響
女性では、閉経が近づくとホルモンのバランスが崩れて、眠れない症状が多くなってきます。体型の変化、こころの状態が不安定になるので、睡眠障害のため、体調がすぐれないことが問題になります。
食事について
仕事帰りが遅いため、夜遅い時間に食事を摂ると、眠っている間に胃腸を休めることができません。中には逆流性食道炎の症状が出現するケースもあります。結果的に、熟睡感がない症状が出ます。
食事は就寝の3時間以上前に済ませることを勧めます。寝る前のアルコール、カフェイン摂取の習慣はありませんか。これらも、眠りの質が低下する原因になります。
過眠の原因について
日中の耐え難い眠気が問題となるナルコレプシー、特発性過眠症のことでお困りの方へ。
ナルコレプシーの場合は、覚醒を維持する脳内物質であるオレキシンが低下することで、眠気が生じることが分かっています。一方、特発性過眠症の原因については、分かっていません。