不眠症のチェックリスト
眠れないときに簡単に病状を調べたい方へ
不眠で悩んでいる人の中には、どんな病状であるか自分で分からないことがあり、病院の診察を受けるべきか、迷っている場合があります。日中の眠気、集中力の低下、気分の問題などの症状は出ていませんか。
「私の症状は、もしかして病気かも?」と不安になったとき、「どんな状況が考えられるか」について気になったときに、セルフチェックをすることができます。
チェックテストの所要時間は1分です。
不眠症は、複数の要因が関係して発症することもあるので、適切な診断を受けるためには、必ず医師の診察を受けてください。
不眠症の簡易チェック
すべての質問について、あなたの症状に当てはまる項目にチェックを入れてください。
1寝つくのに時間がかかる(※ベッドに入ってから眠るまでの時間を目安にしてください)。
2夜、眠りに入ってから途中で目が覚めることがある(※全く眠れないときは、「はい」を選んでください)。
3自分が起きたい時間よりも早く目が覚めてしまう(※一度、覚醒すると、再び眠りに入ることができない)。
4夜間帯の睡眠時間が足りていない気がする。
5眠りが浅い感じがして、ぐっすり眠れていない。
6日中の気分について、問題がある(憂うつである、やる気が出ない、イライラする、眠れないことへの不安が生じている)。
7日常生活の活動に支障が出ている(疲労感がある、仕事のミスが多い、作業に集中できない、学校の成績が落ちる、家事ができない)。
8日中の眠気がある。
すべての質問に答えて、下記のボタンを押して下さい。
ただいま診断中です。
●●●あなたは不眠症のチェックテストに回答しました。
今回あなたが行ったセルフチェックの結果から、考えられること、今後とるべき対応をお伝えします。
診断結果
あなたが悩んでいる症状を総合すると、不眠症の可能性が高いです。睡眠に関する問題に加えて、眠れないことで生じる日中の問題もある印象です。
早目に医師の診察を受けて、あなたの睡眠が改善するための治療を受けることを勧めます。
不眠症の疑いがあります。ぐっすり眠れていますか。
不眠症は、入眠困難、中途覚醒、熟眠障害、早朝覚醒など、あなたの眠りに関する問題が生じていることに加えて、昼間の眠気があったり、日常生活に支障が出ることが、診断のための目安となっています。
眠れないことに不満があったり、日中の活動に支障が出ている、あるいは、睡眠の悩みのことで気分がめいるときは、医師に相談することを勧めます。睡眠外来では、眠れない理由と対処法を調べていきます。
もちろん、生活習慣の見直し、睡眠の環境の改善することは大切です。ストレスを受けているときは、その対処も必要になります。
眠れないことで困っていたり、睡眠の質を良くしたいときには、運動や食事などの生活習慣を見直すことが大切です。睡眠衛生の徹底を行ってください。
2週間以上、セルフケアをしても眠りに関して不安があるときは、睡眠専門医の診察を受けることを提案します。
昼間の眠気、日中の活動への影響、気分の問題が生じている場合は、他の睡眠障害、こころの病気、身体の病気が関与しているかもしれません。働いている世代では、ストレスによる眠気も原因として少なくありません。
以下のページを参考にしてください。
※この簡易チェックは患者教育用のコンテンツです。そのため、結果は不眠症の確定診断および自己治療を行うための根拠にはならないことをご理解ください。必ず医師の診察を受けるようお願いします。