睡眠時無呼吸の自己診断テスト
症状をチェックして調べたい方へ
大きないびき、呼吸が止まっている症状は、自分では気づかないことが多く、家族あるいはパートナーに指摘されて睡眠の問題を知ることがあります。一人暮らしの場合は、自分の状態がどうなっているか、不安になるのも当然です。
あなたが眠っているときに起きている症状が、睡眠時無呼吸症候群によるものかもしれません。
日中の眠気があったり、仕事中にうとうとすることがあり。職場で上司に居眠りを注意されたことはありませんか。パートナーに、「激しいイビキを何とかしてほしい」と言われていませんか。
セルフチェックは、あなたが心配している症状が睡眠時無呼吸症候群によるものか、目安を知るのに役立ちます。病院を受診して精密検査と治療を受けるべきか、不安であるときに活用できます。
テストの所要時間は1分です。
正確な診断を受けるには、必ず医師の診察を受けてください。
簡易チェック
下記の質問に対して、あなたの症状に当てはまる箇所にチェックを入れてください。
1男性である。
2年齢が50歳以上である。
3家族やパートナーに「大きないびきをかく」と指摘されている。
4夜、眠っているときに呼吸が止まっていると言われたことがある。
5日中、疲労を感じることが多い。
620代の頃と比較して、体重が増えている(現在、肥満体型である場合を含む)。
7血圧が高くなってきた(高血圧の診断を受けている場合を含む)。
8昼間、仕事をしているときに、集中力が低下している。
9会議中にウトウトすることが多く、居眠りをしてしまう。
10車の運転中、信号待ちのとき眠くなることが多い(※運転しない人は「いいえ」を選択して下さい)。
すべての質問に答えて、下記のボタンを押して下さい。
ただいま診断中です。
●●●あなたは睡眠時無呼吸症候群のチェックテストに回答しました。
今回行った簡易チェックの結果から、あなたが悩んでいる症状は、次のような可能性があります。
診断結果
睡眠時無呼吸症候群の可能性が高い印象です。日中の眠気が、仕事に影響していませんか。自覚症状がない場合でも、睡眠時無呼吸を治療せずに放置すると、高血圧、心臓病、脳卒中の発症リスクが高くなります。
早目に近くの睡眠専門医の診察を受けることを勧めます。
あなたはぐっすり眠れていますか。いびき、呼吸が止まる項目に該当する場合は、睡眠時無呼吸症候群の可能性があるので、医師の診察を受けてください。
眠気で悩んでいるときは、睡眠時間の問題、睡眠の質の低下などが関係していることがあります。眠りの状態を調べるには、終夜睡眠ポリグラフ検査による評価を検討します。
特に、中年以降の男性、閉経後の女性、血圧が高くなってきた人は、睡眠時無呼吸が発症しやすくなるので、いびきをかく場合は、検査を受けても良いかもしれません。
現在の状況として、睡眠時無呼吸症候群の特徴に合致する項目が少ない印象です。
いびきは本人では気がつかないことが多いです。身体への影響が少なく、眠気がなく、いびきの音のみが問題となっているときは、単純性いびき症と呼ばれています。この状況から体重が増えたりすると、睡眠時無呼吸に移行します。
ただし、他人から「呼吸が止まっている」と指摘された場合などは、一度、調べてみると良いでしょう。
眠気、集中力の低下など、自覚症状を訴えていなくても、長い無呼吸発作が生じている場合もあります。一人暮らしであると、自分の眠りについて指摘される機会がありません。気になるときは、睡眠専門医に話を聞いてみてはいかがでしょうか。
※このセルフチェックは簡単な質問に答えることで、睡眠時無呼吸症候群や睡眠障害の可能性を推測するものです。一般向けの疾患の啓蒙を目的としています。そのため、問診、検査を含む医師による診断の代わりにはなりません。
結果は目安であり、気になる症状がある場合は、睡眠専門医の診察を必ず受けてください。