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漢方薬による花粉症の対策について
岐阜エリアではスギ花粉の飛散が多いので早期対策を
春先は花粉症でお困りの方からの治療相談を受けることが多く、くしゃみ、鼻水、鼻づまりのほかに、目の痒みなどの症状が問題となっています。アレルギー性鼻炎、結膜炎のことなら、ご相談ください。
病院(耳鼻咽喉科・内科・眼科など)で対策を早めに行うことをオススメします。
病院で処方される花粉症の薬について
毎春、鼻水、くしゃみ症状が重い方はご注意ください。西洋医学では花粉症の症状が出始める前から、抗ヒスタミン薬を服用することがあります。初期療法と呼ばれており、病状が重くなる方は、早めに鼻炎薬を飲み始めます。
スギ花粉の飛散量が多くなり、症状を見ながら、抗ロイコトリエン薬、点鼻薬、点眼薬を加えて対処します。
当院では漢方薬を活用しています
漢方薬は長く飲んで徐々に効いてくるイメージがあります。しかし、生薬の一つ、麻黄を含む漢方薬を適切に使用すると、早期に鼻炎の症状を緩和することができます。
具体的には、以下のような漢方があります。
漢方薬 | 特徴 |
---|---|
小青竜湯 | 代表的な生薬で、体内の余分な水を排出することにより鼻炎の症状を改善します。風邪の鼻症状にも用います。 |
葛根湯加川芎辛夷 | かぜ治療にもよく用いられる葛根湯に、鼻づまり対策の生薬が追加されたものです。慢性鼻炎、蓄膿症にも適応があります。 |
五虎湯 | 咳の症状をに有効です。桑白皮(そうはくひ)と呼ばれる成分が炎症を抑えます。喘息にも有効です。 |
粉薬が苦手なときは、どうすれば良いですか?
一部の漢方薬には錠剤があるので、担当医に錠剤を希望することを伝えると良いです。
漢方治療のメリット
・眠気の心配がない
運転前や仕事中、授業中など、眠気の副作用を気にせずに服用することができます。
・保険適用があります
病院やクリニックで診察を受けると、処方箋で薬局で薬をもらうことができます
・小児への活用
子どもの花粉症でお困りの場合でも対応することができます。
粉薬だけでなく錠剤タイプもあります
漢方というと、粉薬で飲みにくいというイメージがありますが、漢方薬を製造しているメーカーによっては、錠剤があります。クラシエは、錠剤タイプの漢方を販売しています。
薬の処方箋をもらうときに、医師に錠剤タイプを希望することを伝えましょう。
組み合わせ治療で花粉症を乗り切りましょう
花粉症の症状が重い方は、従来からある抗ヒスタミン薬に加えて、漢方薬を組み合わせることで、鼻水・くしゃみ・鼻づまり対策を行っていきます。
岐阜駅近く、花粉症治療で病院をお探しの方、当院にお任せください。
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