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新型コロナワクチンの情報を知りたい方へ
新型コロナウイルスの予防接種の最新情報

新型コロナウイルス感染がパンデミックとなっています。しかし、コロナウイルスを確実に殺す効果のある治療薬、あるいは、感染から予防できる効果のあるワクチンは、まだ、開発されていません。
COVID-19の流行を沈静化するために、薬とワクチンが開発が急務となっています。高齢者、基礎疾患を持っている人は、ワクチン接種を急ぐ必要があります。
原因となるウイルスの特徴、流行状況、注意すべき症状について。
ワクチンが生まれるまでの過程として、開発、効果と安全性の検証(治験)、審査、承認の過程があります。その後、製造になります。そのため、時間がかかります。
日本を含め、世界中の国々の製薬メーカーが、ワクチン開発をしています。そこで、新型コロナウイルスのワクチンについて、分かっていることを解説します。
コロナワクチンはいつ打てるのか?
現在、米国ではワクチン接種が始まっています。国内では、2021年にはワクチン接種が始まると予想されています。
Pfizer-BioNTech COVID-19 Vaccine
2020年12月現在では、国内において、新型コロナウイルスに対するワクチンで承認されたものはありません。
どんなタイプのワクチンが開発されているか
- RNAワクチン
- DNAワクチン
- ウイルスベクター
- 不活化ワクチン
- サブユニットワクチン
臨床試験中のワクチンでは、投与経路として、筋肉注射が多いです。投与回数として、1~2回を要する見込みです。
臨床試験の状況について
さまざまな企業がコロナウイルスワクチンの開発をしています。WHOの公式サイトには、ワクチン開発がどの段階であるか、治験のレベルについて情報が掲載されています。
Draft landscape of COVID-19 candidate vaccinesという名称で公開しています。2020年12月22日において、61種類のワクチンが臨床試験を行っています。
出典:Coronavirus disease (COVID-2019) R&D(WHO)
ワクチン優先順位について
2009年に発表された新型インフルエンザワクチンを接種する順番を覚えているでしょうか。当時は、さまざまな議論がありましたが、優先の対象は次のグループでした。
1.医療従事者(救急隊員を含む)
2.妊婦、基礎疾患がある人
3.小児(年齢によって順位が決定される)
出典:新型インフルエンザのワクチン接種について(厚生労働省:平成21年10月13日)
医療従事者、高齢者と基礎疾患を持っている人、そして、高齢者施設で働く人に対するワクチン接種を優先することが、検討されています。