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新型コロナワクチンの情報を知りたい方へ
新型コロナウイルスの予防接種の最新情報
新型コロナウイルス感染がパンデミックとなっています。しかし、コロナウイルスを確実に殺す効果のある治療薬、あるいは、感染から予防できる効果のあるワクチンは、まだ、開発されていません。
COVID-19の流行を沈静化するために、薬とワクチンが開発が急務となっています。高齢者、基礎疾患を持っている人は、ワクチン接種を急ぐ必要があります。
ワクチンが生まれるまでの過程として、開発、効果と安全性の検証(治験)、審査、承認の過程があります。その後、製造になります。そのため、時間がかかります。
日本を含め、世界中の国々の製薬メーカーが、ワクチン開発をしています。そこで、新型コロナウイルスのワクチンについて、分かっていることを解説します。
コロナワクチンはいつ打てるのか?
国内では、2022年8月15日現在では、3回目の接種が行われています。医療従事者および65歳以上の高齢者では、4回目のワクチン接種が行われています。
Pfizer-BioNTech COVID-19 Vaccine
2021年2月14日、国内において、新型コロナウイルスに対するワクチンとして、コミナティ筋注が承認されました。
2021年5月21日、国内において、モデルナ社のCOVID−19ワクチンモデルナ筋注とアストラゼネカ社の新型コロナワクチンが承認されました。
どんなタイプのワクチンが開発されているか
- RNAワクチン
- DNAワクチン
- ウイルスベクター
- 不活化ワクチン
- サブユニットワクチン
臨床試験中のワクチンでは、投与経路として、筋肉注射が多いです。投与回数として、1~2回を要する見込みです。
臨床試験の状況について
さまざまな企業がコロナウイルスワクチンの開発をしています。WHOの公式サイトには、ワクチン開発がどの段階であるか、治験のレベルについて情報が掲載されています。
Draft landscape of COVID-19 candidate vaccinesという名称で公開しています。2022年8月12日において、170種類のワクチンについて臨床試験が行われています。
出典:R&D Blueprint and COVID-19(WHO)
ワクチン優先順位について
1.医療従事者(新型コロナを直接診察している)
2.高齢者(65歳以上)
3.高齢者以外で基礎疾患がある人
4.高齢者施設等で従事されている人
5.60歳から64歳の者
6.その他の者
出典:新型コロナワクチン接種についてのお知らせ – 厚生労働省
ワクチン接種後に中和抗体を調べたいとき
コミナティ筋注、COVID−19ワクチンモデルナ筋注を2回接種してから、1週以上経過したときに、血液検査でSタンパク質に対するIgG抗体を計測することができます。
当院でのワクチン接種について
現在、新型コロナウイルスのワクチン接種の受付を行っていません。
クリニックにお電話いただいてもコロナワクチン接種の予約はできません。
ご不便をかけますが、公共施設、病院の集団接種をご利用ください。