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健康診断のとき生理になってしまった場合は
健康診断を受けるときの生理に関する質問について
健康診断のとき生理中ですが、検査は受けられますか?
生理中の方は、尿検査で尿潜血と尿蛋白の値に影響することが多いです。そのため、日程の変更を勧めます。
生理についてよくある質問です
今度、新しい職場に行くことになって、期日までに健診診断書を提出しなければならないけど、健康診断当日に生理がきてしまった。
月経が影響する検査項目は何か知りたい。検査を延期すべきかなど、不安になっている声をよく聞きます。
このページでは、生理の検査への影響と対策について、お伝えします。
尿検査の結果に影響するものとは?
雇入時の健康診断の必須項目として、尿検査があります。尿中の糖、たん白を調べます。
一般的に、健康な人でも尿蛋白が認められることがあります。月経周期、激しい運動、高蛋白食の摂取などが影響します。
追加項目として、潜血反応、ウロビリノーゲンを選択する職場もあります。
生理中に尿検査が適さない理由
尿の中にある、蛋白質、糖、赤血球などを測定します。腎臓、尿管、膀胱、尿道などの病気を調べることが目的です。通常、試験紙法という検査で行われますが、わずかな血液が混ざっただけでも、潜血反応が陽性として検出されます。
当然のことながら、生理による血液の混入があると、尿潜血反応が陽性になります。その結果、異常の判定となります。
生理による影響で潜血が陽性になったのか、病気によって異常値が出たのか、区別がつきません。この場合、再検査が必要になります。こういった理由から、生理の日を避けて、健康診断を受けることを勧めます。
健診のとき生理になりそうなときは
一般的には、月経が終わってから4日目以降に検査を受けるほうが無難です。生理の終わりかけのときも、注意してください。
雇用時健康診断の予約を取るために病院に問い合わせるときは、生理日は外して日程を調整しましょう。
一般的な健康診断の項目では他にどの検査に影響するか
・便潜血
・子宮がん検査(婦人科の領域です)
この場合、通常、日を改めて検査を行うことになります。
生理のときはどうすれば良いか
・生理中の場合は、月経終了後4日以降に健診を延期する。
・当日生理になったときは、尿検査のみ後日とする。