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雇用時健康診断のとき保険証が必要かお答えします
最終更新日
就職先から健康診断を受けるよう言われたとき
職場から内定をもらい、就職する日までに、必要な書類の準備をしなければなりません。その中に「健康診断」の報告書を提出するように記載されているケースが多いです。
雇用時健康診断ができる病院を探すことになりますが、健康保険証が必要かどうか、悩む方が多いです。
このページでは、健康診断に関係した事例で、どんなケースで健康保険証が必要であるのかを解説していきます。
一般的には健診を受けるときは健康保険が使えません
雇入れ時の健康診断の目的は、病気を疑って病院で診察を受けるためではありません。そのため、健診のときは保険証を使うことができません。
就職するときの適正配置、入社後の健康管理に健康診断の結果を活用するためです。
雇用時健康診断で保険証を忘れたらどうなるか
基本的には保険適応外となるので、「保険証なし」でも病院で健診を受けることができます。
ただし、病院が本人かどうか確認するため身分証明書の提示を求めることがあります。その場合は、運転免許証等、他の身分証明書を提示しましょう。
費用はどうなるか
健康保険証を使うことができないので、全額負担となります。
雇用時健診に会社が追加項目をもうける場合があるので、事前に病院で料金について確認をすることを勧めます。
どんなときに保険証が必要か
雇入れ時健康診断を受けた結果、次のようなケースは保険証を持参しましょう。「コピーではいけませんか?」という質問を受けますが、クリニック、病院では、健康保険証の確認は原本で行います。
- 再検査
- 精密検査を要する
- 治療を要する
【参考記事】
再検査・要精密検査について
再検査・要精密検査について
健康診断報告書の判定をみて、異常なしであれば良いのですが、要再検査、要精密検査の判定をみたら、速やかに病院で診察を受けましょう。そのときは、健康保険証を忘れずに持参しましょう。