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雇用時健康診断を受けるときの注意事項とは
健康診断を受けるときに注意すべきことは?
注意事項は何ですか?
当日の持ち物、服装に関する準備、食事の仕方、治療薬を内服の可否、ネイルについて、注意を要します。
当日の持ち物について
メガネまたはコンタクトレンズ(該当者)
視力検査がありますので、該当するときは眼鏡を忘れずにお持ち下さい。
メガネを忘れてしまったとき、視力にレンズの度数が調整されてないときは、後日の計測になります。その分、時間がかかるので、準備をお願います。メガネの度数のチェックもしておきましょう。
コンタクトレンズの保存ケース(該当者)
裸眼と矯正視力の両方が必要な場合があるので、ご用意をお願いします。忘れると後日の検眼になりますので、ご注意ください。
髪留め
髪が長い場合は、胸部レントゲン検査のときに使用します。
服装の注意事項
ワンピース以外の服装をお願いします。上下分かれているタイプを勧めます。刺繍、ボタンがないTシャツがあれば、ご用意ください。心電図検査があるので、ストッキングの着用は控えてください。
ネックレス、イヤリングなどアクセサリーは、健診前に外してから、ご来院ください。胸部レントゲン検査による撮影があるので、エレキバンなどは外しておいてください。
女性の場合
妊娠中または妊娠の可能性のある方は、受付時にお申し出ください。胸部レントゲン検査を見合わせます。
生理中の場合、尿検査の結果に影響するので、日程調整もしくは後日施行とします。
ネイルについて
雇用時健康診断では、ネイルは装着した状態で構いません。ただし、人間ドックを行っている病院によっては、指による血中酸素飽和濃度の測定(パルスオキシメーター)、MRI検査が行われる健康診断があります。その場合は、病院の指示に従い、ネイルを外す必要があります。
食事の注意事項
雇用健康診断が午前に行われる場合、前日の午後9時以降は絶食でお願いします。食事を摂取すると、血液検査、尿検査に影響します。アルコール摂取は中止してください(禁酒です)。
当日は、脱水予防のため、水に限り飲んで頂いて構いません。
午後の健診の場合は、朝食は午前8時までに軽いものを摂取してください。その後は、水の摂取のみでお願いします。
朝ごはんを食べてしまったという連絡を頂くことがあります。通常、食事によって、血糖、脂質の血液検査の数値が影響を受けます。そのため、健診の日程を再調整する必要があります。必ず食事のルールを遵守してください。
治療薬に関する注意事項
高血圧、不整脈、心臓の病気を治療中の方は、主治医の指導のもと、雇用時健康診断の当日に薬を服用して頂きます。
ただし、糖尿病の治療管理を受けている場合、糖尿病治療薬、インスリン注射について、健康診断を受ける前に、主治医にご相談ください。
新型コロナウイルス感染症の拡大防止
風邪の症状がある方、体調が回復されてから受診をお願いします。2週間以内に渡航歴がある方、同居あるいは職場で新型コロナウイルス感染症の人に接触した方は、検査日を延期します。
その他の注意事項
尿検査があるため、直前の排尿は避けてください。
水分摂取が少ないため、トイレに行っても尿が出ない方がいます。当院の外来で水分補給される方がいます。特に夏は尿量が少ないことが多いです。ごご注意ください。