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結核の定期健診ができる病院を探している方へ
結核定期健康診断とは
結核菌という細菌の一種が、結核に感染している人が出す咳、くしゃみの飛沫によって、伝播していきます。結核菌が肺に吸い込まれることにより、感染します。
初期の症状は、微熱、咳、痰など、風邪と間違いやすい症状ですが、症状がはっきりしないときもあります。ただし、発見が遅れて、治療をしない状態が続くと、血痰、呼吸困難の症状が出現します。肺以外にも、腎臓、腸にも病巣ができることがあります。
教育、医療、介護の現場において、結核の感染者を、結核の早期発見と治療を行うこと、そして、集団感染を防ぐことを目的とした健康診断です。
実施報告書について
感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律(感染症法)によって、所在地にある保健所に提出しなければなりません。
結核健診を行った実施数、対象者の数、胸部エックス線検査を受けた人数、結果について報告書に記載する必要があります。
結核の定期健診の対象者について
法律で決められているものとして、次のような施設が対象です。
- 医療機関(クリニック、病院、助産所)
- 社会福祉施設(介護老人保健施設)
- 刑事施設(刑務所、拘置所)
- 学校
対象施設において仕事をしている方が、結核定期健康診断を受ける義務があります。
管理者(院長)、常勤の職員、そして、非常勤職員、派遣職員、パートも対象となります。事業者(施設長)が実施者として責任を持ちます。
症状の有無に関わらず、病院に受診して健康診断を受ける必要があります。
項目について
胸部レントゲン検査、医師の診察(聴診、打診など)を中心に行い、診断します。
喀痰検査については、胸部レントゲン検査によって、結核の病変が確認されないとき、発病の危険がないと診断されたときは、省略できます。
スタッフに行う年1回の健診について、法人契約を受け付けています。
費用について
料金:定期結核健康診断 5,500円(税込)
当院は、インボイス制度に対応した請求書と領収書を発行することができます。
クリニック、医療法人のスタッフ全員について健康診断を受けたい希望があるときは、電話で予約をお願いします。法人単位の場合は、人数分の銀行振込(まとめて後払い可)でも対応できます。お気軽にご相談ください。