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インフルエンザワクチンを打った後に気をつけること
副反応が出たとき
インフルエンザワクチンを打った後に、微熱、接種した場所の腫れと発赤、軽い倦怠感などの症状が出ることがありますが、2~3日程度で消失します。
全身に出現する発疹、呼吸困難、浮腫が生じたときは、激しいアレルギー反応ですので、速やかに医師に連絡して下さい。特に、接種後30分以内の経過観察が大切です。
運動はどうすべきか
ワクチン接種後は、激しい運動は避けてください。副反応が出現するか経過をみる必要があるので、安静にすることが大切です。具体的に、スポーツ(水泳、ランニング、サッカーなど)、ジムでの筋肉トレーニングは延期して下さい。
飲酒しても良いか
アルコール摂取によって、副反応が出やすくなるので多量の飲酒を控えてください。適量であれば、問題ありません。ワクチンを接種する前日についても、適量の飲酒を心掛けて体調管理をお願いします。
風呂に入って良いか
ワクチンを接種してから1時間後であれば、入浴しても問題ありません。ただし、ワクチンを打った場所を強く擦らないように注意しましょう。長い時間、風呂に入ること、高い湯の温度は控えるべきです。発熱があるときは、入浴を控えて下さい。
発熱したときはどうすべきか
ワクチンを打ってから熱っぽい感じを受ける方がいるかもしれません。37度程度の体温であれば、自宅での安静で様子をみましょう。早めに就寝してください。
体温が38度まで上昇するようであれば、最寄の救命外来を受診して下さい。
腕が腫れるとき
ワクチンを上腕の皮下に打つため、局所で炎症反応が生じます。よくある症状として、打った場所が腫れる、赤くなる、腕が痛いことがあります。一般的には、2~3日程度で、自然に治ります。
局所のひどい腫れ、高熱が生じたときは、医師の診察を受けてください。
ワクチンを打った後に風邪をひいたとき
インフルエンザワクチン自体に感染力はありません。
もし、予防接種後に風邪をひいたときは、風邪を引き起こすウイルス(ライノウイルス、コロナウイルスなど)による感染症の可能性があります。判断に困ったときは、医師に相談してください。
風邪薬を飲んでも大丈夫か
インフルエンザの予防接種後に、風邪にかかる場合も起こり得ることです。解熱と鎮痛の作用がある風邪薬による治療を行うことが多いです。最寄のクリニックに相談してください。