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当院の施設基準と届出内容【ウェブサイトでの掲示事項】
施設基準とは

施設基準は、クリニック、病院が診療報酬上の特定の加算や点数を算定するために、厚生労働省が定めた要件のことです。例えば、人員配置、設備、診療体制、情報開示の方法などがあり、これらを満たすことで加算の対象になります。
クリニックにおいて診療報酬を適正に算定するために、施設基準の取得、届出、および院内掲示をします。2025年6月からは、ウェブサイトでの掲示が義務化されています。
当院は岐阜県にありますので、所轄の東海北陸厚生局に届け出を行っています。
医療情報取得加算
当院ではマイナンバーカードを用いたオンライン資格確認を行っております。これにより、患者様の薬剤情報や特定健診情報等を取得および活用し、より適切な診療に活かしています。個人情報は厳重に保護し、医療の質の向上に努めています。
一般名処方加算
お薬の「一般名」での処方に対応しています。薬剤の有効成分をもとにした「一般名処方」を行う場合があります。これにより、後発医薬品(ジェネリック)の使用が可能となります。医療費の負担軽減につながるメリットがあります。もちろん、患者様のご希望や治療内容に応じて、どんな薬が最も適切であるかを考えて提案しています。
医療DX推進体制整備加算
デジタル技術を活用した医療体制を整えています。具体的には、電子カルテやオンライン資格確認などを活用し、医療のデジタル化(医療DX)に取り組んでいます。これにより、診療の効率化と安全性向上を実現し、患者様に安心して受診いただける体制を整備しています。
夜間・早朝等加算
厚生労働省の基準に基づき、平日の18時以降や土曜日の正午以降などに受診された場合、診療報酬上の「夜間・早朝等加算」を算定しています。該当する時間帯に受診されますと、通常の診療費に加えて、50点が加算されます。ご理解とご協力をお願いいたします。
ニコチン依存症管理料
健康保険を適用した禁煙治療を提供しています。ニコチン依存症に対する診断・治療を行い、禁煙補助薬の処方や生活指導などを通じて、禁煙を継続できるようサポートします。タバコを吸う習慣を止めたいという希望の方はお気軽にご相談ください。
2025年6月において、禁煙補助薬:チャンピックスの出荷が停止しており、同薬剤の処方ができない状況が続いています。供給が再開されるまで、禁煙外来を休止しています。しばらくお待ちください。
情報通信機器を用いた診療
ネットを利用した診察のことです。当院では、一定の条件を満たす患者様に対して、スマートフォンやパソコンなどを用いたオンライン診療(情報通信機器を用いた診療)に関する届け出を行っています。
2025年6月において、診療システムを調整中です。今後、対象となる診療内容や事前の手続きなど、詳細が決まりましたら、ご案内します。
患者サポート体制充実加算(入院)
入院患者様へのサポート体制を強化しています。睡眠障害の診断あるいは治療を目的として入院される患者様が安心して療養できるよう、当院では医療福祉相談や医療安全対策、苦情対応体制などを整えています。患者様やご家族のご不安に対して、丁寧なサポートを行っています。
基本診療料6(入院)
当院は有床診療所ですので、入院医療における基本的な診療体制を確保しています。厚生労働省の定める基準にしたがって、医師、看護職員等による適切な人員配置と診療体制を整えています。入院中も患者様に対して質の高い医療を提供できるよう、心がけています。