ED治療薬の種類が分かります

どのED薬が良いか迷っている方へ

EDの症状を解消するために、治療薬を使ってみようと決心したものの、「どの薬が良いか」という選び方で悩んでいる男性の声をよく聞きます。

 

外来で処方ができる治療薬は、バイアグラ、レビトラ、シアリスの３種類です。それぞれのメリットとデメリットがあります。

 

 

なぜ薬の選び方が大切であるかというと、ED治療薬には効果に関する特徴があるためです。

 

このページを読むことで、あなたは外来を受診する前に、ED治療薬の違い、特性、よくある状況でおすすめの薬などを知ることができます。

 

ED治療薬の比較表

	バイアグラ	レビトラ	シアリス
特徴	認知度が高い	即効性がある	作用時間が長い
食事の影響	あり	少ない	少ない
薬を飲む時間	1時間前	1時間前	1時間前
効果の発現	30-60分	15-30分	30-60分
薬の持続時間	5時間	5-7時間	30-36時間
薬の用量	25mg,50mg	10mg,20mg	10mg,20mg

 

とりあえずED治療薬を試したいとき

初めての方で、副作用が少なく、勃起の硬さが出て「中折れをなくしたい」ときは、レビトラ10mgをお勧めします。最初から強めの効果を期待したいときは、レビトラ20mgが候補となります。

 

当院では有効成分が同じであるレビトラジェネリックがあります。バルデナフィル10mgおよび20mgの処方ができます。先発品より価格が安くなることがメリットです。

 

 

即効性を求めたいとき

薬を飲んでから、なるべく早く硬さを出したいときは、レビトラ10mgとレビトラ20mgを候補として考えましょう。レビトラは薬を飲んでから、効果が出るまでの時間が短いので便利です。

 

勃起力が強いことを同時に希望されているなら、レビトラ20mgが候補になります。

 

 

その次に薬を選ぶ候補として、バイアグラ50mgが続きます。この薬は空腹で飲むことで吸収がうまくいきます

 

 

 

薬を飲むことで起きる起こる「頭痛と体のほてり感」が心配であるときは、まずは、レビトラ10mgを試すと良いでしょう。

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薬が効いている時間を気にしたくないとき

薬が長く効いていることが特徴であるシアリスを考えてください。シアリスには、10mgと20mgの2種類の用量があります。

 

 

まずは、シアリス10mgを試すことを検討します。長さだけではなく、硬さも求めているときは、シアリス20mgが選択肢になります。

 

 

シアリスを活用する場面としては、パートナーとの性行為までの時間が流動的なとき、週末ゆっくりとしたいとき、そして、短期間の旅行に行くときなどが考えられます。

 

シアリスを飲むと勃ちっぱなしになりますか？

性的な刺激があるときだけ勃起しますので、ご安心ください。

 

妊活をしているとき

ED外来では、子作りEDで困っている男性からの相談を受けています。妊活では、産婦人科の医師から妻が妊娠しやすい日に性行為を行うよう指示されることがあります。

 

指定された日に子作りのための性行為となると、男性はプレッシャーがかかります。その結果、一時的に勃起がうまくいなかい事態になることがあります。タイミングEDとも呼ばれています。

 

心因性EDですが、ED治療薬を活用することで乗り切る方法があります。そんなときは、食事の影響が少ないレビトラ、シアリスを試してください。