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がん治療・免疫療法を岐阜市で行っています
がん統計と最近の傾向について
本邦では、がん、心臓病、脳血管障害で、死亡する割合が高いですが・・・、がん死亡率は、増加しています。
特に高齢者に多い病気の一つです。
早期発見が大切であると同時に、アクセスの良い医療施設の整備が必要です。
標準的な治療とは
病院で行われる治療の主な種類としては、次の三つです。
- 外科手術
- 放射線療法
- 化学療法(抗がん剤)
外科手術
悪性腫瘍を取り除く方法。転移がなければ、原発巣の切除により、根治が可能です。早期では有効です。
ただし、別の臓器に転移がある場合、手術に耐えられない状態の場合は、抗がん剤や放射線治療を検討します。
放射線治療
放射線による腫瘍退縮効果により、病巣への治療を行います。
合併症があるため手術ができない場合、体の形態や機能を残したい場合に活用されます。
再発への対策、疼痛対策にも用います。
化学療法
抗がん剤によって悪性がん細胞を退治する方法。
がん再発、全身転移の場合に手術や放射線治療と併用します。
白血病、悪性リンパ腫など、血液内科領域では、化学療法が選択されることが多いです。
免疫療法の特徴
私たちの体には、外界からの異物、ウイルス、細菌などの病原体、がん細胞を排除するしくみがあります。免疫担当細胞が担っています。
免疫療法では、免疫担当細胞を培養して数を増やし、体内に戻すことで、がん細胞を退治します。
培養する免疫細胞について
NK細胞、CD56陽性であるナチュラルキラー細胞、γδT細胞などを採血して、取り出します。
選択する治療の種類によって異なります。
それらの細胞を専門培養施設において増加させ再び体内に戻すことで、治療します。
免疫療法の外来の流れ
初診時、がん治療の経過を聞き取り、治療方法、通院プランを説明します。
治療対象となるのは、早期、進行癌ですが、固形がんが対象です。
術後の再発抑制を希望して、施行することも可能です。
※白血病や悪性リンパ腫は、化学療法、放射線療法が選択されます。
治療サイクルについて
2週間に一度、血液を採取します。
培養施設において、がん病巣と戦う免疫担当細胞の数を増やし、活性化させます。
そして、点滴にて、体内に戻すサイクルです。
血液採取 → 培養および活性化(2週間) → 点滴治療(1時間)
※上記のサイクルを月1回実施しますが、回数は個別に相談します。
ミルテル検査について
病気の予防と病気のリスク早期予測が、採血のみで行うことができます。
- テロメアテスト(遺伝子年齢検査)
- ミアテスト(マイクロRNA検査)
ミアテストでは、膵臓癌、乳癌、アルツハイマー・認知症を調べます。