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デュタステリドによるAGA治療ができます
デュタステリドとは
AGA治療薬ザガーロはグラクソ・スミスクラインにより開発され、国内では2016年に発売されました。プロペシアとは異なる作用機序を持っている薬ですが、抜け毛、薄毛で悩んでいる男性にとって発毛効果が期待されています。
2020年10月、ザガーロの有効成分であるデュタステリドについて、国内での特許期間は満了となりました。そのため、他の製薬会社が後発品を製造して販売を開始しました。
ザガーロのジェネリックは、デュタステリドに剤形と含量、会社名が追加された名称となっています。メリットとして、先発品のザガーロよりも価格が安いことがあります。
薬の効果
男性型脱毛症はジヒドロテストステロン(DHT)が原因物質ですが、テストステロンから5α還元酵素が作用して作られています。
デュタステリドは1型と2型の5α還元酵素を阻害する働きがあります。デュタステリドを服用することで、抜け毛、薄毛に影響するDHTの産生を抑えることができます。
脱毛した部位において、髪の毛が太くなる、長くなるという発毛の効果を期待することができます。飲み始めてから6ヶ月経過した頃が、効果を実感できる時期となります。
発毛の効果が出てきてから薬を飲むことを注意すると、頭髪は元の状態に戻ります。そのため、服薬の継続が必要になります。
プロペシアとの違い
脱毛の原因物質であるDHTを作るのに必要な5α還元酵素の2型のみを阻害する薬がプロペシア(有効成分:フィナステリド)です。一方、デュタステリドは1型と2型の5α還元酵素を抑えることができます。そのため、デュタステリドはフィナステリドよりも効果が高いと考えられています。
初期脱毛について
デュタステリドを飲み始めてから、3~4週間経過したときに、抜け毛が一時的に増えることがあります。薬を服用する前にあった「弱く細い髪の毛」が抜ける現象です。通常、1~2ヶ月ほど様子をみると治まることが殆どです。
デュタステリドの副作用
最も注意したいものは、肝機能障害です。薬が肝臓に影響することがあるので、薬を飲んでから血液検査で肝臓に負担がかかっていないか安全性の確認をすることが大切です。
男性が気にする副作用としては、勃起不全、射精の障害、性欲の減退が生じることがあります。
女性と子どもがデュタステリドのカプセルに触れないように、ご注意下さい。薬の成分が皮膚から体内に吸収されるため、有害事象が出現します。
薬の飲み方
1日1回、1カプセルを飲んでください。食事の影響を受けない薬であるので、食前あるいは食後でも構いません。
注意事項について
デュタステリドを飲んでいるとき、そして、薬の服用を中止した後、6ヶ月経過しないと献血できません。健康診断を受けるとき、病院で診察を受けるときは、必ず医師に薬を飲んでいることを伝えてください。
ザガーロジェネリックの価格
デュタステリド(0.5mg) 30カプセル
価格 7,000円(税込)
- 初診料、再診料は無料です。
- 1箱(30カプセル)単位の処方です。
- 院内処方です。
受診の方法
AGA治療を希望したい方は、診療時間内に来院してください。予約は不要です。診察は問診と視診が中心ですので、ご安心ください。
ザガーロジェネリックを購入したいときは、受付で「AGA治療を希望したい」とお伝えください。