岐阜市で海技士の健康診断ができる病院

海技士とは

大型船舶（20トン以上）の船員になるためには、国家資格として定められている海技士になる必要があります。公的に証明される文書は、海技免状と呼ばれています。

 

船舶職員として、船長、航海士、機関長、機関士、通信長、通信士があります。

 

海技免許を取得してから、実際に働き始めるとき、船員手帳の交付を受けます。この手帳は、船員の健康証明書になっています。船員として、船舶に乗り組むときに、国土交通大臣が指定する医師の診察を受けて、健康状態を証明してもらう必要があります。

 

 

岐阜エリアで海技士の身体検査

海技免許の区分として、1級～6級の海技士（航海、機関）、1～3級（通信）、1～4級（電子通信）がありますが、免許取得の申請に必要となる書類の中に、海技士身体検査証明書があります。

国土交通省の中部運輸局が指定した医師が、あなたの健康を証明することができます。

 

身体検査では何を調べているか？

海技士の免許申請のときに必要となる健診において、指定医師が、視力、色覚、聴力の検査のほか、身体機能障害の有無を評価します。

 

小型船舶免許申請のときの身体検査の項目と類似していますが、大型船舶の場合は、必ず、国土交通省が指定した医師が、健康状態について証明しなければなりません。

 

 

項目について

項目	内容
視力	左右と両眼。矯正視力でも良い。海技士（航海）では、両眼共に0.6以上、海技士（機関、通信、電子通信）では、両眼共に0.4以上が基準となっています。
色覚	石原式で調べる。問題があれば、パネルD-15（指定医師でなくても可）を施行する。パネル-D-15でフェイルの判定の場合は、特定船員色識別適性確認表による評価を要する。
聴力	5mの話声語の弁別が可能か。
疾病	病気（名称と程度）の有無、勤務への支障の有無。
身体機能	身体機能の障害の有無、手指に障害があれば握力を測定する。身体機能に問題があれば、部位と運動機能を記入する。義手義足があれば、装着部位を図示する。
指定医師所見	受検者の船舶職員として勤務に指摘事項があれば、記入する。

 

所要時間

視力と色覚検査がスムーズに進めば、30分程度の見込みです。

 

身体検査証明書のお渡し日と費用について

当日、指定医師が「海技士身体検査証明書 検査・記載要項」に基づいて検査を行い、証明書を発行します。

 

価格：5,500円（税込）

 

診療時間内に、クリニックにご来院ください。

予約は不要です。

 

写真を貼り付けてください

指定医師が割印をします。

 

写真サイズは、検査証明書で確認してください。

 

・縦 30mm、横 30mm
・申請日前の6ヶ月以内に撮影されたもの
・無帽、正面上半身